クイズ - 間違いやすい英語のスペル
英単語のスペルは、時にややこしいものです。
分かっているはずなのに、いざ書こうとすると「あれっ?」となってしまうことがありますね。
日本人にとって間違いやすい単語30個を、クイズ形式でご紹介します。
ぜひ挑戦してみてください!
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クイズ 日本人が間違いやすい英語のスペル
それぞれの問題は、最初に答えとなる英単語の日本語訳(代表的なひとつ)を記載しています。
その下に表示している単語は間違いです。
すばやく間違いを見つけてみてください。
「正解を見る」をタップすると、正しい英単語と解説が表示されます。
では、いってみましょう!
Q1. 上方に
avobe
above
"v"の音は日本語にないので、"b"と混同されがち。
正しい発音を身に着けていれば楽勝です。
発音記号: /əˈbʌv/
Q2. 取得する
accuire
acquire
"q"が入るのが正解
これも発音と関連しています。
発音記号: /əˈkwaɪər/
Q3. アレルギー
alergy
allergy
"l"を重ねるのが正解
発音記号: /ˈælədʒi/
Q4. 利用可能
abailabre
available
日本語では区別のない"v"と"b"、"l"と"r"が間違いの原因です。
「誰かにとって助かるまたは役立つ」という動詞 "avail"と、「~できる」の"-able"の組み合わせです。
発音記号: /əˈveɪləbl/
Q5. カレンダー
calender
calendar
「カレンダー」の綴りの最後は"-ar"です。
"calender"とすると、一般的な単語ではないものの「光沢機」や「艶出し機」の意味になってしまいます。
発音記号: /ˈkælɪndər/
Q6. 列
colum
column
「囲み記事」のことも「コラム」と呼びます。(英語も同様に"column")
発音にも"n"は入っていないので、注意が必要ですね。
発音記号: /ˈkɒləm/
Q7. 協力
coperation
cooperation
正解は"o"を重ねます。
「互いに」を意味する"co-"と、「運用」を意味する"operation"が合わさった単語と理解すれば簡単ですね。
発音記号: /kəʊˌɒpəˈreɪʃn/
Q8. デザート
desert
dessert
「食後の甘いおやつ」は"s"を重ねます。
"s"がひとつだと「砂漠」となってしまい、綴りもアクセントも異なります。
発音記号:
- デザート = dessert /dizэ'rt/
- 砂漠 = desert /de'zэrt/
Q9. 寸法
dimention
dimension
単語の最後は"-sion"となります。
似たような間違いを起こしやすい単語に"extension"もあげられるでしょう。
発音記号: /daɪˈmenʃn/, /dɪˈmenʃn/
Q10. 失望する
disapointed
disappointed
正解は"p"を重ねます。
カタカナ英語で「アポイントメント(アポ)」という表現をよく使う人がいますが、こちらも"appointment"と"p"を重ねます。
"appointment"は名詞で、"appoint"が動詞です。
"disapoint"は否定の"dis-"がついているので、関連付けると分かりやすいですね。
発音記号: /ˌdɪsəˈpɔɪntɪd/
Q11. 2月
Febrary
February
"Febr-"の後には"-ua-"と続きます。
"Feb."と略されることも多いので、忘れてしまうこともあるかもしれません。
発音記号: /ˈfebruəri/
月の名前は、以外にややこしいです。
「なぜ?」という疑問については、こちらの記事をどうぞ。
Q12. 島
iland
island
正解は"is-"ではじまります。
これは基本単語なので、簡単だったかもしれません。
発音には"s"は含まれません。
発音記号: /ˈaɪlənd/
Q13. 高さ
hight
height
正解は"e"が入ります。
「高い」という形容詞"high"なので、勘違いしやすいかもしれません。
不思議な感じもします。
発音記号: /haɪt/
Q14. 知識
knowlege
knowledge
正解は"d"が入ります。
カタカナ英語で「ナレッジ」という表記を見かけるので、"d"を忘れてしまいそうです。
発音記号: /ˈnɒlɪdʒ/
Q15. 宝飾品
jewery
jewelry
正解は"-lry"です。
カタカナで「ジュエリー」の表現を見ることも多いので、混乱してしまいます。
「宝石」という単語は"jewel"であることを考えると、しっくりくると思います。
発音記号: /ˈdʒuːəlri/
Q16. 図書館
libraly
library
正解は"-ry"です。
形容詞では"-ly"となることが多いので、間違いやすいかもしれません。
「図書館」ですので、名詞なのは明らかです。
発音記号: /ˈlaɪbrəri/, /ˈlaɪbri/
Q17. 必要
neccessary
necessary
正解は"c"はひとつです。
"s"を重ねるので、"c"も重ねるのかと思ってしまいがちなスペルです。
発音記号: /ˈnesəsəri/
Q18. 発生した
ocured
occurred
先ほどの問題とは違って、"c"も"r"も重ねます。
一般動詞"occur"の場合は、"r"はひとつです。
"occurring"や"occurred"に変化するときには、"r"を重ねます。
「こういうのが続くと、英語が嫌いになってしまう」という方、心中お察しします。
例外的な変化を発見するつもりでいると、案外楽しめるかもしれません。
発音記号: /əˈkɜːrd/
Q19. 教授
professer
professor
正解は"-or"です。
人を表す場合"-er"が多いですが、"-er"以外も多くあります。
発音記号: /prəˈfesər/
こちらの記事で、詳しく解説しています。
Q21. 発音
pronounciation
pronunciation
正解は"o"は入りません。
長い単語だと覚えづらい場合も多くあります。
「名詞」の英語"noun"はよく目にするので、発音があいまいだと混乱してしまいそうです。
発音記号: /prəˌnʌnsiˈeɪʃn/
Q22. 待ち行列
que
queue
正解は"-ue"が続きます。
発音からは想像つかないかもしれませんが、英語のスペルは発音と同じではない例のひとつです。
発音記号: /kjuː/
Q22. レシート
resheet
receipt
変則的なスペルです。
日本語で「シート」という言葉は一般的ですが、"sheet"の発音は /ʃiːt/ なので異なります。
"receive"(受け取る)という単語の影響で"p"が抜けてしまった方もいるかもしれませんね。
発音記号: /rɪˈsiːt/
Q23. レストラン
restorant
restaurant
正解は"-au-"です。
発音には"-au-"は入りません。
不思議ですが、語源が「食事を提供するための」という意味で使われた、19世紀初期のフランス語である"restaurer"であることが理由です。
発音記号: /ˈrestrɒnt/, /ˈrestrɑːnt/, /ˈrestərɑːnt/
Q24. リズム
rism
rhythm
変則的なスペルです。
これも不思議なスペルですが、フランス語が語源なのが理由です。
発音記号: /ˈrɪðəm/
Q25. 分ける
seperate
separate
"per"と書くといかにも分けそうな感じですが、語源に"apart"(「離れて」「区別して」)が関連していることを考えると理解できます。
発音記号: /ˈseprət/
Q26. か細い
surender
slender
日本語でもカタカナ英語で「スレンダー」なんていう場合も目にしますが、"l"と"r"の違いは分かりにくくなってしまいます。
もし、"r"を重ねた"surrender" (/səˈrendər/)だと、「あきらめる」「捨てる」「放棄する」といった意味になってしまいます。
発音記号: /ˈslendər/
Q27. 対称
synmetry
symmetry
日本語でもカタカナ英語で「シンメトリー」という表現を見かけることがありますが、英語では"n"ではなく"m"で、日本語では区別がなくなる時があります。
「お互いに影響する」場合は"sym-"が使われます。(例: "sympathy" /ˈsɪmpəθi/ 「同情する」)
「同期する」場合は「シンクロ」という表現があります。こちらは"syn-"となるので、日本語で考えると混乱しそうです。(例: "synchronize" /ˈsɪŋkrənaɪz/ 「同期する」)
発音記号: /ˈsɪmətri/
Q28. 明日
tomorow
tomorrow
基本的な単語ですが、"r"を重ねます。
ふと「重ねるのは覚えているけど、"m"だった?"r"だった?両方だった?」と思ってしまうかもしれません。
発音記号: /təˈmɒrəʊ/, /təˈmɑːrəʊ/
Q29. 天気
weser
weather
"we"の発音は/wi/ または /wiː/ です。
日本語には"th"の発音もありませんが、発音をしっかり身に着けておけば大丈夫です。
マスコミなどが「ウェザー」のように使うことがあるので、カタカナで覚えてしまうと混乱の元です。
発音記号: /ˈweðər/
Q30. 水曜日
Wensday
Wednesday
基本的な単語ですが、"Wed-"が正解です。
略称も"Wed."とされるので、正解した方も多いでしょう。
発音記号: /ˈwenzdeɪ/, /ˈwenzdi/
でも、英語の曜日って、妙にややこしいと思いませんか?
実はこのような理由があったのです。
今回は以上30問でした。
いろいろと関連付けて覚えることで、「楽しかった」「分かりやすくなった」と思っていただければ嬉しいです。





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