朋友雑穀食府さんのビャンビャン麺
ビャンビャン麺について いろいろと記事を掲載していまる当ブログですが、今回は大阪 島之内にある朋友雑穀食府(パンユウザッコクショクフ)さんに訪問して、看板メニューのビャンビャン麺をいただいてきました。
ビャンビャン麺については、こちらの記事で詳し過ぎるくらいに解説しています。
気になる内容にすぐに移動
朋友雑穀食府さん お店情報
店名 | 朋友雑穀食府(パンユウザッコクショクフ) |
住所 | 大阪府大阪市中央区島之内2-6-16 第2右田ビル 1F |
電話番号 | 06-6212-0058 |
最寄駅 | 大阪メトロ 堺筋線 長堀橋駅 6番出口 近鉄 日本橋駅 6番出口 |
朋友雑穀食府 【公式】 インスタグラム
朋友雑穀食府 食べログ
中国語の"朋友" [péng yǒu]は「友だち」の意味です。
朋友雑穀食府さん 訪問記
それでは、朋友雑穀食府さん訪問記、忖度一切なしでのご紹介です。
この記事は、お店の紹介が多めです。
ビャンビャン麺そのものが気になる方は、下の参考記事をどうぞ。
大阪 島之内へ
大阪 島之内には朋友雑穀食府さん以外にも、本場の中国料理や韓国料理を楽しめるレストランや物産店もあって、ちょっとした海外旅行気分を味わえます。
大阪メトロ 堺筋線 長堀橋駅 6番出口から徒歩で10分ほどです。
お店の周辺にも中国語の看板がいくつかあって、気分が盛り上がります。
お店の前には、ビャンビャン麺の大きな看板と、西安で有名な兵馬俑(へいばよう)(中国語で"兵马俑" [bīng mǎ yǒng])がお出迎えです。(ビャンビャン麺は西安市のある陝西省の料理です。)
清潔感あふれる内装
お店の中に1歩足を踏み入れると、清潔感あふれる内装で、中国人の店員さんがさわやかに挨拶してくれました。
「お好きな席にどうぞ」と言われたため、写真を撮るのによさそうな場所を探して少しウロウロしてしまいましたが、終始にこやかでした。
3種類のビャンビャン麺
ビャンビャン麺が看板メニューではありますが、メニューを見ると数えきれないくらいの本場の中国料理がありました。
ざっと見渡してみると、東北料理や四川料理が目に留まります。
筆者の知らない料理も数多くありました。(中国の料理は種類が豊富なので、珍しいことではありませんね。)
もっとも、中国では地域ごとの特色料理のお店はあっても、各地の料理を一挙に提供するお店は少ないですが…
訪問時は、ビャンビャン麺は3種類でした。
- マーラービャンビャン麺
(中国語: 麻辣腰带面 [má là yāo dài miàn]) - トマトと卵スープビャンビャン麺
(中国語: 西红柿鸡蛋面 [xī hóng shì jī dàn miàn]) - ビャンビャン麺
(中国語: 油沷腰带面 [yóu fā yāo dài miàn])
朋友雑穀食府さんでは初めてのビャンビャン麺なので、本場西安料理の味を求めて"麻辣"は除外、汁あり麺も除外して、純粋に「ビャンビャン麺」と記載のある"油沷腰带面"に決定!
もしかしたら、中国語に「あの有名な難しい漢字」が使われていないことに気づかれた方も多いのかもしれません。
ビャンビャン麺は、その作り方が名前の由来ですが、このような幅広麺は"裤带面" [kù dài miàn]や"腰带面" [yāo dài miàn]などの呼び名があります。これは日本語では(衣服の)ベルトを意味します。
ビャンビャン麺以外にも中国料理が盛りだくさん!!
メニューを眺めていると、次々に美味しそうなものが…
大好物の"羊肉串"は外せず。
もう少し…と思っていたら、店員さんが来てくださいました。
せっかくなので、店員さんに「お勧めの西安料理はありますか?」と聞いてみました。
そこで勧められたのは「西安屋台の手作りバーガー」(肉夹馍 [ròu jiá mó])でしたが、最近食べたのでパスさせてもらいました。(ちょっと後悔… 美味しいですよ!)
質問が日本語であれば、その他はきっと点心を勧められたのでしょうが、中国語での会話だったためか、「辛いものは食べられますか?」と聞かれて、「重慶ピリ辛唐揚げ」(重庆辣子鸡 [chóng qìng là zi jī])や四川料理をいろいろと丁寧にお勧めいただきました。
写真からすると結構な量だったので、「多いですよね…」と話したら、店員さんは少し困惑気味…
初対面の人の胃袋の大きさなんてわからないから、当然ですね!
結局、「鶏モモの中国醤油煮込み」(卤鸡腿 [lǔ jī tuǐ])に決定!
あと、麺類とご飯類を同時に食べるのは中国らしくないですが、気になった玉子チャーハン(鸡蛋炒饭 [jī dàn chǎo fàn])を注文しました。
今回注文した料理
突き出し
突き出しとして提供されたのは、定番の落花生に加えて、オイキムチっぽい漬物ですが浅漬けで辛くはありませんでした。
羊肉串
続いて羊肉串
筆者は羊肉串にはちょっとうるさく、好みもあるので辛口な意見ですが、もう少し香り高い香辛料と日本の焼き鳥屋さんのような香ばしさは欲しいところ。
とはいっても、なかなか美味しいと思いました。
「鶏モモの中国醤油煮込み」(卤鸡腿)
別皿の香辛料とあわせての提供でしたが、中国醤油煮込み単体でもクセのない素朴な味わいで美味しくいただけました。
香辛料は唐辛子の効いた五香粉のような感じでしたが、それ以外の深みある何かを感じました。
たくさんつけると辛さと香りがガツンときます!好みに合わせて楽しめます。
これが今回いちばんのお気に入りでした!!(この香辛料を持ち帰りたくて、聞こうか迷ってました…)
玉子チャーハン(鸡蛋炒饭)
メニューを見る限り量は多くはなさそうでしたが、結構ありました。
シンプルなチャーハンです。
少なくとも今回のは、パラパラ感が最重要な方には向かないかな、と思いましたが、十分にお店の食感です。
気になった理由は味付け。
よくあるチャーハンは、油っこくて塩気も強い味が多いのですが、このチャーハンは本場の味に近く、おかずと一緒に楽しめるシンプルな味付けで気に入りました。
ビャンビャン麺(油沷腰带面)
それでは、看板メニュー「ビャンビャン麺」のご紹介です!
ビャンビャン麺
ビャンビャン麺らしい幅3cmほどの幅広麺の上に、チャーシューが3枚乗っていて、青ネギやレタス・もやしなどの具材が入っています。
厨房の中で調理して運ばれてくるので、麺を作っているところまでは分かりませんでしたが、れっきとしたビャンビャン麺です。
まぜ麺なので、混ぜてタレを絡めます。
長さは適度に食べやすい長さです。
麺はモチモチなので、噛みながらいただきます。
この弾力感がいい感じです。
"油沷面"なので当然 油っこさはありますが、くど過ぎず、醤油味と香辛料が引き立ちます。
くせも強くなく、辛くもないので、食べやすいと思います。
油っこいものは避けたい、という時は、「トマトと卵スープビャンビャン麺」の方がいいかもしれません。
残ったタレをチャーハンにかけて食べても美味しくいただけました。
予想はしていたものの、注文したものが多すぎて、食べきれませんでした…
おひとりさまでも歓迎していただけましたが、複数人数で行くと いろいろな料理を楽しめますね。
店員さんは、忙しい中にも丁寧・友好的で、とても好感が持てました。
看板メニューはビャンビャン麺ですが、四川料理などもお勧めとのことで再訪しました。
「ビャンビャン麺風」というカップ麺もありますが…
食べてみました。忖度一切なしの記事はこちら。
今回もお読みくださり、ありがとうございました。
役に立った・気に入ったらSNSやブログで共有していただけると嬉しいです!