ビャンビャン麺"風"インスタント麺
難しい漢字で有名な(!?)ビャンビャン麺"風"のインスタント麺がサンヨー食品さんから出ているので、食べてみました。
忖度一切なしの試食レポートです。(あくまで個人の感想です。)
ビャンビャン麺について、詳しくはこちらの記事をどうぞ!
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【サンヨー食品】 ビャンビャン麺”風”汁なし担担麺
ビャンビャン麺とは、中国 陝西(せんせい)地方(中国語で"陕西" [shǎn xī])の麺料理で、数センチ程と幅広く、長さは1m程にもなる、滑らかなもちもち麺が特徴の「まぜ麺」で、「ビャン」の1文字で56画(または57画)という漢字の難しさが話題となっています。
サンヨー食品さんといえば、「サッポロ一番」をはじめとしたロングセラー製品が有名どころですので、このような奇をてらった製品は珍しい気もします。
ただでさえ画数の多い漢字が2つも並んだ「ビャンビャン麺」ですが、この商品のパッケージにはあまりにも多すぎる情報が詰め込まれていて、理解するのに時間がかかります。
箇条書きにすると…
- ビャンビャン麺風
→ 風ということで「ビャンビャン麺」っぽい麺 - 史上最大級幅広麺
→「当社カップ麺史上」の但し書きあり - 汁なし担担麺
→ 味付けや具材は、中国 四川発祥の担担麺
ということらしく、まとめようとしても…
頑張って作った「ビャンビャン麺」っぽい幅広麺の汁なし担担麺
と、短くはならない複雑さです。
ビャンビャン麺”風”汁なし担担麺を作ってみた
作り方は至って普通のカップ麺で、かやくと後入れのスープが入っています。
「熱湯4分」というのは、一般的な3分よりは長いものの、カップうどんでは5分が多いことを考えると逆に驚きです。
ふたを開けると こんな感じの麺が…
予想の範囲ではあるけれど、正直、別名で「ベルト麺」(中国語で"腰带面" [yāo dài miàn])とも呼ばれる「ビャンビャン麺」ほどの幅広さや厚さはありません。
かやくを載せて、お湯を注いで4分後…
湯切りして開けると こんな感じです。
麺の変化も予想の範囲…
液体スープと粉末スープをかけて…
混ぜて完成!
パッケージの「ビャンビャン麺"風"」を意識するほど、どうしても「名古屋名物 きしめん」に見えてきます。
でも、中国風のスパイスの香りが良く、食欲がそそります。
麺の長さは一般的な長さなので、本物とは違ってすすりながら食べる感じです。
麺は思ったより、モチモチ感がありました。
味付けは確かに担担麺っぽい、ごまの風味を感じます。
日本製だから当然ですが、日本人向けの味付けで食べやすく、味は確かに美味しかったです!
ちなみに、本場中国のインスタント幅広麺では"面皮" [miàn pí]は一般的です。
(中国語で「インスタント麺」は"方便面" [fāng biàn miàn]といいます。)
下の写真は袋麺ですがカップ麺もあります。(本場の味を求めるならおススメです!)
正直な感想では「ビャンビャン麺"風"」としない方が、平面(ひらめん)の汁なし担担麺として美味しく、余分な先入観がなかった気がします。
この幅のモチモチ麺なら、本当に「名古屋名物 きしめん」としたり、パスタとしたりしても美味しそう!と思っています。
この記事をお読みいただいた後では、きっとさらに美味しく味わえると思います!
今回もお読みくださり、ありがとうございました。
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