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英語: 製品・商品などの「手離れがよい」の表現

英語: 製品・商品などの「手離れがよい」の表現

「手離れのよい製品」とか「手離れのいい商品」といった表現をすることがあります。
この表現は、英語では何というのでしょうか?

英語には、この日本語そのままの表現はありませんので、例をあげながら解説していきます。

日本語の「手離れがよい」の意味は?

小学館の「デジタル大辞泉」をみると、「手離れ」や「手を離れる」はこのように定義しています。

手離れ(てばなれ)
1. 幼児が成長して、親の手を離れること。「子供が―して仕事に復帰する」
2. 物事ができ上がって、手を加える必要がなくなること。「その工事は私共からもう―しています」

手を離れる(てをはなれる)
1. その人の所有・管理でなくなる。「仕事が―・れる」
2. 世話や看護が必要でなくなる。「子供が親の―・れる」

デジタル大辞泉(小学館)

つまり、「完成されて、後から手を加えたり、管理したりすることが無い状態」になりますので、「手離れのよい製品」「手離れのいい商品」というのは、

納入後もしくは販売後に、販売者の工数や手数をかけずに、利用者が使うことのできる製品・商品

と捉えることができます。

ちなみに、「手離れのよい」という言葉は、主に提供者(販売者)側から見た表現です。


英語で「手離れのよい製品」は?

前述のように、英語にはそのままの表現はありませんので、説明文を付け加えることになります。

たとえば、このような感じが的確な表現になります。

This product needs (requires) no follow-up work.

この文章ですと、「後の仕事が不要 = 手がかからない」という表現になりますが、程度もあると思います。


手離れの程度を表現する

This product needs almost no follow-up work.
This product requires little or no follow-up work.

ほとんど手がかからない

This product needs no follow-up work at all.
This product does not require any follow-up work.

まったく手がかからない

This product needs less follow-up work (than previous product(s)).

(従来の製品(群)に比べて)比較的手がかからない


英語で「手離れの悪い製品」は?

逆に「手離れの悪い」を表現するには、

This product needs (requires) a lot of follow-up work.

などのように表現することができます。


「手離れが悪すぎる」を表現するには、

This product needs too much follow-up work.

のように表現できます。

また、後に発生すること(または「手離れがよい」ため避けられること)が、「様子を見る」「監視・観察していく」ような仕事の場合は、”follow-up work”の代わりに、次のような表現も可能です。

tracking work
monitoring work


英語の文中に「手離れのよい製品」と表現するには?

日本語だと簡潔になりますが、英語では一定の長さの文章になってしまいます。

先ほどの例では「この製品は、手離れがよいです。」という文章ですが、文中に入れる場合は、関係代名詞(thatやwhich)を使ってこのような表現になります。

We launched the new product, which does not require any follow-up work.
We launched the new product that requires no follow-up work.

私たちは、手離れの良い新製品を発売しました。

※ この表現は、社内または販売パートナーに対する案内を想定しています。

これまでの表現で、“less”とか”much”のように「不可算」と呼ばれる形式を使っているのは、販売後に発生する仕事は個数などで数えることはできないためです。
“a lot of”は「不可算」に限らず、逆に「可算」(数えらる場合)の両方で使うことができます。


その他の「手離れのよい製品」の簡潔な表現

それでは、もっと簡潔な言い方はないでしょうか?

「手離れがよい」という日本語の表現が、かなり幅広い意味をもつために前述のような表現になりましたが、”follow-up work”の内容によっては簡潔な表現に言い換えることも可能です。

また、これらの表現は、提供者側からだけでなく、状況によって利用者においても使えます。

ease-of-use

「簡単に使用できる」の意味で、各単語をハイフン(-)でつないで文中に入れやすくできます。
たとえば、”It is a ease-of-use product”と簡潔に表現できます。

maintenance-free

「メンテナンス不要」の表現です。“-free”は「無料」という意味ではなく、「~が無い」という意味です。
同様に、”It is a maintenance-free product”と表現できます。

out-of-the-box

ソフトウェア製品の場合はこのような表現も用いられます。直訳すると「箱から出す」ですが、「パッケージから取り出してすぐに活用できる」といった意味で用いられます。

たとえば、”It is the out-of-the-box solution.”と表現できます。

一般的な語彙としての”out-of-the-box”は、「既成概念から抜け出す」「型にはまらない」といった意味合いで用いられることが多い言葉です。


いかがでしょうか?

日本語は表現が多く、英語にすると長くなってしまう感じがしますが、日本語は漢字自体に意味があるので文章は短くなりますし、全画数でみればあまり変わらないのでは…と思います。


今回もお読みくださり、ありがとうございました。

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