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英語: 海外のホテルの朝食 – 卵の調理法・目玉焼きやオムレツなどの英語

英語: 海外のホテルの朝食 - 卵の調理法・目玉焼きやオムレツなどの英語

こんな疑問にお答えします。

  • 海外のホテルの朝食で卵について聞かれたけど、これは何?
  • オムレツの英語のスペルは?
    → 【答】 Omelette(英) Omelet(米) いずれも単数形
    → 詳しくは本文で
  • 「目玉焼き」を英語でいうと?
  • 定番の卵の調理法の中国語は?

海外のホテル 朝食前の突然の予想外な質問!?

欧米などのホテルの朝食会場に行くと、たまに聞かれるこの質問

How do you like your egg to be cooked?
卵はどのように調理しましょうか?

コーヒーか紅茶とかの質問なら、CoffeeとTeaの単語が聞ければ選べるけど、選択肢のない突然の質問に戸惑った方もみえると思います。

これはホテルの方が、卵を希望の調理方法で できたてを提供するために尋ねる質問です。

卵はいらないなら、"No thanks"と断ればいいのですが、卵嫌いやアレルギーでなければ試してみたいものです。

日本のパンと違って、海外のパンのほとんどは硬めでふわっとはしていないので、きっと卵と一緒だとさらにおいしく食べられますよ。


ホテルでの卵の調理方法

英語が得意でない方も、質問の中で"egg"という単語が聞き取れれば、ほぼ間違いなく、調理方法の質問です。(← 自信がなければ心のご準備を…)

とはいっても、手の込んだ料理ではないので、普段知っている卵の焼き方などを英語で言えれば十分です。

でも「たまにはちょっと違うのも試してみたい」と思ったら、下の例から選んでみてくださいね。

このサイトらしく、参考として中国語も記載しています。
ただ、少なくとも筆者は、中国のホテルでこのような質問をされた記憶はありません。


1. Boiled egg = ゆで卵

中国語: 水煮(鸡)蛋 [shuǐ zhǔ (jī) dàn]

Boiled egg = ゆで卵 - 英語: 海外のホテルの朝食 - 卵の調理法・目玉焼きやオムレツなどの英語
Boiled egg = ゆで卵

これは説明不要ですね。ゆで方も選べる場合がありますが、この場合は下記になります。
ちなみに中国語では"煮"だけで「茹でる」の意味になり、「煮る」ではありません。

1-1. Soft boiled egg = 半熟ゆで卵

中国語: 半熟的水煮(鸡)蛋 [bàn shú de -]

1-2. Hard boiled egg = 固ゆで卵

中国語: 全熟的水煮(鸡)蛋 [quán shú de -]


2. Fried egg = 卵焼き・目玉焼き

中国語: 煎鸡蛋 [jiān jī dàn] / 煎蛋 [jiān dàn]

Sunny side up = 目玉焼き - 英語: 海外のホテルの朝食 - 卵の調理法・目玉焼きやオムレツなどの英語
Sunny side up = 目玉焼き

英語の直訳では「卵焼き」になりますが、この"Fried egg"の中に、いわゆる「普通の目玉焼き」が含まれています。

2-1. Sunny side up = 目玉焼き

中国語: 单煎一面的鸡蛋 / 单面煎蛋 / 太阳蛋 [tài yáng dàn]

これが日本の「普通の目玉焼き」です。「目玉」ではなく「太陽」なんですね。
よくよく考えると、ちょっと不思議な名前です。

注文する時は"Sunny side up"と答えればOKです。

2-2. Over easy

中国語: 两面都煎的鸡蛋 [liǎng miàn dōu jiān de jī dàn] / 双面煎蛋 [shuāng miàn jiān dàn]

こちらも「目玉焼き」の1種ですが、ひっくり返して両面焼きします。
直接的な日本語は一般的にはないと思います。
この"over easy"半熟を保った焼き方です。

中国でも西洋式の調理法との認識で、中国語では"溏心的双面煎蛋"のように"溏心" [táng xīn]や"半凝固蛋黄" [bàn níng gù -]という程度をつけるのが一般的なようです。

2-3. Over hard / Hard fried

中国語: 两面都煎的鸡蛋 / 双面煎蛋

こちらは両面焼きでよく焼いたものです。
中国語では"凝固蛋黄"のように付け加えます。

2-4. Basted

中国語: 奶油煎蛋 [nǎi yóu jiān dàn]

"basted fried egg"も、直接的な日本語は一般的にはないと思います。
これは、バター(または食用油)を加えて、フライパンで焼くときに少量の水を加えて蒸し焼きにするものです。
「目玉焼き」を作るときに、サラダ油を入れたり、蒸し焼きにしたりすることもあるので、少しかぶるかもしれません。

中国語では"奶油"はバターを意味します。(ちなみに"牛奶" [niú nǎi]は牛乳)


3. Scrambled eggs = スクランブルエッグ

中国語: 炒(鸡)蛋 [chǎo (jī) dàn] / Scrambled egg

Scrambled eggs = スクランブルエッグ - 英語: 海外のホテルの朝食 - 卵の調理法・目玉焼きやオムレツなどの英語
Scrambled eggs = スクランブルエッグ

英語の"scrambled eggs"は、「スクランブルエッグ」です。
日本語で「炒り卵」というと和風のパラパラなものですので、カタカナで別物とされますね。
一般的には卵(egg)を複数使うので、複数形で表現します。

英語の"scrambled"は、「スクランブル交差点」でも知られる「ごちゃまぜにした」のような意味を持つ単語で、「洋風炒り卵」ではあるのですが、食品の名前にするのは確かに難しい気もします。

中国語でも同様に「炒めた卵」の表記ですが、区別しづらいため、そのまま英語表記することも多いようです。

ちなみに、これまでに出てきた「ゆで卵」の"boiled"や"目玉焼き"の"fried"と同様に、これも"scrambled"で、受身形になっています。

卵がこのように調理されるので、英語としては通常の表現ですが、日本語のカタカタ語になると、この部分が抜け落ちますので、英語の時にはご注意を!


4. Omelette / Omelet = オムレツ

中国語: 煎蛋卷 [jiān dàn juǎn]

Omelette / Omelet = オムレツ - オムレツの英語のスペルは米語だと"Omelet"で、英語では"Omelette"です。 - 英語: 海外のホテルの朝食 - 卵の調理法・目玉焼きやオムレツなどの英語
Omelette / Omelet = オムレツ

記事の最初にも書きましたが、オムレツの英語のスペルは米語だと"Omelet"で、英語では"Omelette"です。
語源はフランス語の"amelette"から変化したもので、米国でさらに変化したことになります。

「オムレツ」は"Omelette"の複数形"Omelettes"をカタカナ表記していますね。
部品1つでも「パーツ (parts)」と呼ぶように、英語の時は複数形には気をつけたいところです。

中国語を見ると、日本の「(巻いてある)卵焼き」との区別はつけづらそうです。
中国語で表現するなら"日式煎蛋卷" [rì shì -]となります。


5. Poached egg = ポーチドエッグ / 落とし卵

中国語: (水煮)荷包蛋 [hé bāo dàn] / 水波蛋 [shuǐ bō dàn]

Poached egg = ポーチドエッグ / 落とし卵 - 英語: 海外のホテルの朝食 - 卵の調理法・目玉焼きやオムレツなどの英語
Poached egg = ポーチドエッグ / 落とし卵

Wikipediaによると日本語では「落とし卵」という名があるそうですが、正直、筆者は聞いたことがありません。
「固まらせるために酢を入れた湯の中に、卵の中身のみを落として加熱したもの」(Wikipedia)との説明があります。

"poached egg"は、筆者が好んで注文するものです。

これをマフィンに乗せたものは、"eggs Benedict"(エッグベネディクト)という料理として知られています。

"eggs Benedict"には、こんな由来があるそうです。

1894年に米国のWall Streetの元ブローカー Lemuel Benedictが2日酔いを治すため、Waldorf Hotelでバター・トーストとポーチドエッグ2つ、カリカリのベーコン、ストレート・ウイスキーを注文した。

この食べ方が広まったのが"eggs Benedict"で、卵は"eggs"と複数形になっていて、人名なので"Benedict"と最初が大文字になっています。


6. Shirred egg / Baked egg = シャードエッグ / ベイクトエッグ

中国語: Shirred egg / 烘蛋 [hōng dàn]

Shirred egg / Baked egg = シャードエッグ / ベイクトエッグ - 英語: 海外のホテルの朝食 - 卵の調理法・目玉焼きやオムレツなどの英語
Shirred egg / Baked egg = シャードエッグ / ベイクトエッグ

これも日本では聞きなれない調理法ですが、卵をバターなどを塗った器に入れてオーブンで焼いたものです。
卵だけでなく、ベーコンや野菜などの具材を入れることもあります。また、パンが添えられたりすることもあります。

このため、ホテルの朝食では準備されていないことも珍しくありません。

この"Shirred"の語源や意味はは諸説あっても、実際は不明なようです。

中国語でも"Shirred egg"という英文名が、そのまま使われる方が多いようです。


ところで、海外では、日本の生卵を食べる習慣は奇特な目で見られるのですが、半熟ならありなんですね。よくわかりません…



余談 1: パンケーキのパンはフライパン

パンケーキのパンはフライパン - 英語: 海外のホテルの朝食 - 卵の調理法・目玉焼きやオムレツなどの英語
パンケーキのパンはフライパン

これも余談ですが、ホテルの朝食でよくある「パンケーキ」
日本だと「ホットケーキ」と呼ばれますが、これは和製英語です。

英語では"pancake"といいます。
この「パン」の意味は英語の"pan"つまり「フライパン」です。

オーブンではなく、フライパンで焼いたケーキという意味で、朝食では焼きたての美味しいパンケーキが食べられるかもしれません。
ケーキではありますが、卵とベーコンやソーセージ、チーズなどとあわせて食べると止まらなくて、ちょっと危険です。


余談 2: 卵といえば中国の”茶蛋”はおススメ!

ホテルの朝食とは無関係ですが、卵つながりでもうひとつ…

中国に"茶蛋" [chá dàn]という煮卵があります。

これは醤油や八角などのスパイスで作った煮卵を、さらに紅茶主体のつゆに漬け込んだもので、普通の煮卵にはない深い味わいです!

見た目は普通…というか殻がバリバリに割れている(味をしみこませるために割っている)ので、なんだか恐竜の卵のような風貌とも思ったのですが、「大理石のような美しい斑紋」と表現するのだそうです。失礼いたしました…

ガチ中華が人気上昇中らしいですし、見かけたらぜひ食べてみてください!

茶蛋 [chá dàn] [チャアダン] - 中国の醤油や八角などのスパイスで作った煮卵を、さらに紅茶主体のつゆに漬け込んだ深い味わい
茶蛋 [chá dàn] [チャアダン]
茶蛋 [chá dàn] [チャアダン] - 中国の醤油や八角などのスパイスで作った煮卵を、さらに紅茶主体のつゆに漬け込んだ深い味わい
茶蛋 [chá dàn] [チャアダン]
茶蛋 [chá dàn] [チャアダン] - 中国の醤油や八角などのスパイスで作った煮卵を、さらに紅茶主体のつゆに漬け込んだ深い味わい
茶蛋 [chá dàn] [チャアダン]



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