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中国語: 難読短文に挑戦!漢字ばかりで空白なしは難しい!?

中国語: 難読短文に挑戦!漢字ばかりで空白なしは難しい!? - 希望我希望的希望有希望
中国語の難読短文 厳選5問!

当然ではあるのですが、基本的に中国語は漢字しか使いません。

日本語の「てにをは」と呼ばれる助詞も漢字で表現される場合や、存在しない場合もあります。
また、句読点の使い方も違います。
実は、日本語の助詞や句読点の使い方は外国人にとっては特に難解なのですが、母国語なら漢字の間にひらがなや句読点が入ることで読みやすいと感じます。

日本語の熟語は、字体の違いはあるものの中国語と同じ意味のものも数多くあります。
日本語でも熟語が名詞になったり、動詞になったり、形容詞になったりと変化しますが、そこは中国語も同様です。

そのようなわけで、「中国語はわからない」という人であっても、一緒に漢字を追っていくことで「わかる」ようになります。


でも、今回ご紹介するのは

難読短文

です。

中国語においても、あえてこんな分かりづらい表現をする必要はないのですが、ちゃんと意味が通じる文章です。

中国語を勉強している人も、そうでない人も、パズル感覚で挑戦してみてください!


問題 1. 希望我希望的希望有希望

まずは有名な一句から

希望我希望的希望有希望

[xī wàng wǒ xī wàng de xī wàng yǒu xī wàng]


中国語の“希望” [xī wàng]は、日本語の「希望(きぼう)」と意味は同じですが、名詞としてだけでなく、「希望する」の動詞にもなります。

最初は動詞からはじまっています。

この文章を日本語に直訳すると

私の希望している希望には、希望があることを希望しています。

になります。


もう少し自然な日本語にして

私の望んでいる希望には、希望があることを望みます。

の方がわかりやすいでしょうか。

重複もあって回りくどい表現ではあるのですが、意味は理解できる文章です。


もしかすると、この文章は英語の翻訳の方が分かりやすいかもしれませんね。

I hope (that) what I hoped is hopeful.


問題 2. 我期待我的期待有限期

文章の構成は、最初の問題と似ていますね。

我期待我的期待有限期

[wǒ qí dài wǒ de qí dài yǒu xiàn qí]


中国語の“期待” [qí dài]は、日本語の「期待(きたい)」の意味と近いものです。(実際は、もっと軽い感じでも使います。)
名詞としてだけでなく、「期待する」の動詞にもなります。

漢字の羅列ですが、よく見ると最後の2文字は“限期” [xiàn qí]になっていることに注目してください。日本語とは漢字の順番が違いますが、日本語の”期限(きげん)”と意味は結構近いものになります。(まったく同じではありません。)

この文章を日本語に直訳すると

私の期待には期限があることを期待しています。

になります。


もう少し自然な日本語にすると

私の期待は、その時が(近くに)きっと来るものである、ということを期待しています。

という意味になります。

最後の2文字が“限期” [xiàn qí]になっていることに気づけたかどうかが、この2問目のカギになりますね。


問題 3. 没必要的必要是否有必要

やたらと”必要”が目につく文章です…

没必要的必要是否有必要

[méi bì yào de bì yào shi fǒu yǒu bì yào]

中国語の“必要” [bì yào]は、日本語の「必要(ひつよう)」に近い意味です。
前に“没” [méi]がつくことによって、否定形となります。

“的” [de]は、よく「の」に置き換えられますが、この場合は「の」以外の接続詞と考えた方が自然です。

“是否~” [shi fǒu]は、「~かどうか」の意味で、日本語とは語順が逆になります。

この文章を日本語に直訳すると

必要ないという必要は、必要があるかどうか。


になります。

中国語でもそうですが、日本語でもかぎかっこをつけないと、こんな回りくどい表現は難解ですね。


「必要はない」という必要性は、そこに必要があるのかどうか。


とすると、まだわかりやすいのではないでしょうか。

このような意味で中国語を書き換えると、こんな感じになると思います。

说”没必要”的必要性是否在这里有必要。


ただ、まだ表現に無理がありますが…

同様の意味で、中国語で“需要” [xū yào]という単語もあります。
この単語も動詞としても、名詞としても使えるので、こういった表現を交えた方が分かりやすくなりますね。


問題 4. 一把把把把住了

同じ“把” [bǎ]という漢字が並んでいますが…

一把把把把住了

[yī bǎ bǎ bǎ bǎ zhù le]


中国語の“把”という漢字には、いろいろな意味がありますが、2番目の”把”を除いては「把握」と通ずる意味があります。

最初の”一把”は、量詞(数を数える単位)です。

2番目の”把”は特に意味はなく、通常は最後に置く述語を、この”把”の次に続けて前に持ってくるためのもので、通常は述語が長くなる場合に使います。

ここでは、3番目の”把”は述語となる部分の名詞で、自転車などの「ハンドル」を意味する単語になりますので、通常、このような文面で2番目に”把”を置く必要性はないのですが、意味としては通じます。

4番目の”把”は動詞です。

最後の“~住了”は、「ずっと~していた」の意味になります。

この文章を日本語にすると

(自転車などの)ハンドルを、一度つかんだまま、つかみ続けていた。

といった感じになります。

自然な中国語とは言えないですが、“把”のいろいろな使い方さえ分かれば、比較的すんなりと理解できますね。


問題 5. 我不在乎我在乎的你是否在乎我对你的在乎,我只在乎我在乎的你是否像我在乎你那样在乎我!

今回の最後は、かなりの難題です。
中国語の中級者以上でも、簡単には理解できないくらいの難度だと思います。

2つの文に分かれていますが、これでもかというくらいに“在乎” [zài hū](気にかける)という単語が出てきます。

我不在乎我在乎的你是否在乎我对你的在乎,
我只在乎我在乎的你是否像我在乎你那样在乎我!

[wǒ bù zài hū wǒ zài hū de nǐ shì fǒu zài hū wǒ duì nǐ de zài hū]
[wǒ zhǐ zài hū wǒ zài hū de nǐ shì fǒu xiàng wǒ zài hū nǐ nà yàng zài hū wǒ]

ちなみに、“不” [bù]が前につくことによって否定形となっています。

その他、この記事での新出単語の意味は、次のとおりです。

  • 你 [nǐ] = あなた
  • 对~ [duì] = ~に対して
  • 只~ [zhǐ] = ただ~、~だけ
  • 像~ [xiàng] = ~くらい・~のように(みえる)
  • 那样 [nà yàng] = そのように


それぞれ、いちばん基本的な文章は至ってシンプルですが、述語となる部分に多くの修飾語がついています。

この修飾語となる部分がどこかを見つけるのはたいへんですが、その文節を見つけることができれば、理解できる文章です。

修飾語の部分を分けてみると、このようになります。

我不在乎(我在乎的)→你是否在乎←(我对你的在乎)

このようにみると、いちばん基本的な文章は、

我不在乎你是否在乎

となり

私は、あなたが気にかけるかどうかは、気にしない。

という意味になります。


ここで出てくる「あなた」つまり“你”を修飾する部分は、”我在乎的”となります。
この”我在乎的”と”你”をあわせて、「私が気にかけているあなた」の意味になります。

また、この「あなた」が何を気にかけるかを修飾する部分は、”我对你的在乎”となります。
“你是否在乎”と”我对你的在乎”をあわせて、「私があなたに対して気にかけていることを、あなた自身が気にかけているかどうか」という意味になります。

全部をあわせると、

私は、私があなたに対して気にかけていることを、私が気にかけているあなた自身が気にかけているかどうかは、気にしない。

という意味になります。


英文で表すと、このようになります。

I do not care if you care about that I care about you.

修飾語の部分を分けてみると、このようになります。

我只在乎(我在乎的)→你是否(像我在乎你那样)→在乎我!

このようにみると、いちばん基本的な文章は、

我只在乎你是否在乎我!

となり

私はただ、あなたが私を気にかけているかどうかだけを、気にしている。

という意味になります。


この“你”を修飾する部分は、1文目と同じです。


最後の“在乎我!”を修飾する部分は、”像我在乎你那样”となり、これは「私がそのようにあなたを気にかけているくらい」の意味になります。


全部をあわせると、

私はただ、私が気にかけているあなたが、私が(そのように)あなたを気にかけているくらい、私を気にかけているかどうかだけを、気にしている。

という意味になります。


英文で表すと、このようになります。

I only care that if you care about me as much as I care about you.

この2文の間は、中国語では”,”で区切られていますが、2つの文の意味を考えると、「しかし」という接続詞が浮かび上がってきます。


いかがだったでしょうか?

こんなに回りくどく、読みづらい文章は書く側の問題ですので、普通はありえません。

それでも、パズル感覚で、頭の体操として楽しんでいただけたら嬉しいです。


今回もお読みくださり、ありがとうございました。

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