「包丁で豆腐を切る」 - その心は?
中国語では、"菜刀切豆腐"の後の言葉は
两面光
[liǎng miàn guāng]
と続き、全体では
菜刀切豆腐,两面光
となります。
この"光"は、つややかな「きれいさ」を表します。
包丁で切った豆腐は、両方の切り口がつややかです。
この"两面光"は比喩の表現で、「その心」は
表裏なくいずれにおいても円滑に、人を喜ばせる
といった良い意味になります。
清朝時代の李宝嘉 [lǐ bǎo jiā]による《官场现形记》 [guān chǎng xiàn xíng jì](日本の漢字で「官場現形記」)に出てくる表現です。
凡事不能光做一面,总要两面光。
清 李宝嘉《官场现形记》 第49回
(意訳) 何事も一面だけでなく、常に両面が良くならなければならない。
歇後語は、いつもこのような良い意味とは限らない湾曲表現です。
日本語で考えても、想像は簡単かもしれません。
この"两面光"の別の意味となる「その心」は
どちらにもいい顔をする
どっちつかず
という表現としても使われることがありますので、要注意ですね!
今回もお読みくださり、ありがとうございました。
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