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中国語: 二と两の使い分けと量詞 双・对・副の使い方

中国語: 二と两の使い分けと量詞 双・对・副の使い方
中国語で"2"の表現をまとめて理解

中国語では"2"という数を表す時、"二" [èr]と"两" [liǎng]を使い分けます。
また、対になったものなどを数える時には、"双" [shuāng]、"副" [fù]、"对" [duì]を使い分けます。

このように、使い分けが多いため、迷ってしまうことがあるかと思います。

今回は、日常の会話で自然に使えるよう、これらの表現の違いをまとめてみました。

覚えておきたい 使い分けのまとめ

はじめに、「これだけを覚えておきたい」という、まとめからご紹介します。
これは中国大陸の「普通話」でも、台湾の「台湾華語」でも使える内容です。
※ 漢字は簡体字で記載しています。

“二”と”两”の使い分け

数字を読む時は、"二" [èr]が基本

ただし、大きな単位の先頭(200、2000など)は"两百" [liǎng bǎi]、"两千" [liǎng qiān]が自然です。

量詞を伴って「2つ」を数える時は、"两" [liǎng]を使う

地域差を考えずに、迷わず使えます。
「2つ」を数えるなら、"两" + 量詞(例: 两个)を使います。


“双”と”副”と”对”の使い分け

2つあわせて、対で数える時の量詞は、迷ったらこれを選んでみましょう。

左右対称のものは"双"

靴や手袋は"双" [shuāng]
箸も"双"を使います。

道具や組(セット)は"副"

眼鏡・イヤホンなど、2つあわせて機能するもの"副" [fù]
この考え方から見ると、箸は例外的といえます。

組(ペア)や関係性は"对"

人間関係(夫婦など)やアクセサリー(イヤリングなど)は"对" [duì]


さて、ここからは実用的な使い分けについて、もう少しだけ掘り下げながら見ていきましょう。


“二”と”两”の使い分け

数字を読む時は”二”が基本

数字・順番として読む場合、"二" [èr]が基本です。

例:
  • 番号: 1, 2, 3,…
  • 数字(十の位以下): 20、22、2.22
  • 数学(数式など): 2×2-2=2
  • 年月日: 2022年2月22日
  • 序数: 第2、第2名(=「第2位」)、2楼(=「2階」)、第2次(=「2回目」)

これらは、書き言葉で"二"も普通に使います。


量詞を伴って数える時は”两”

量詞と結びつく場合、つまり量を数える場合は"两"を使います。

例:
  • 2个 [liǎng gè]
  • 2个人 [liǎng gè rén]
  • 2只猫 [liǎng zhǐ māo]
  • 2本书 [liǎng běn shū](=本)
  • 2杯咖啡 [liǎng bēi kā fēi](=コーヒー)

※ 地方特有の表現で"二"や"俩"などの変化もありますが、学習者にとって特に重要ではありません。

その他、百の位以上の大きな単位の先頭は"两"と読みます。
この一般的な数字の表現は、金額を表す場合なども同様です。

例:
  • 2百 [liǎng bǎi]
  • 2千 [liǎng qiān]
  • 2万 [liǎng wàn]
  • 2亿 [liǎng yì](=億)
  • 2万日元 [liǎng wàn rì yuán](=2万円 ← 日本円)
  • 2千美元 [liǎng qiān měi yuán](=2千米ドル)
  • 2万元 [liǎng wàn yuán](=2万元)
    ※ "元"の単位は、口語で"块" [kuài]も一般的です。


ざっくりとおさらいすると

以下の場合は"两"と読み、それ以外は"二"

  • 人や物などを数える時
  • 百の位以上の大きな単位の先頭

といえます。


次に、量詞の使い分けに話を進めていきます。


“双”と”副”と”对”の使い分け

ここからは、ものを数える時の量詞を、もう少し詳しく見ていきましょう。

左右対称のものは”双”

身体の部位や、衣服などの左右が揃って初めて機能するものの多くは"双" [shuāng]で数えます。

例:
  • 一双手 [yī shuāng shǒu]
  • 一双鞋 [yī shuāng xié](=靴)
  • 一双袜子 [yī shuāng wà zi](=靴下)
  • 一双手套 [yī shuāng shǒu tào](=手袋)
  • 一双翅膀 [yì shuāng chì bǎng](=翼)
  • 一双筷子 [yī shuāng kuài zi](=箸)

最初のまとめでも触れましたが、"筷子"(箸)は左右対称ではないので、例外的といえます。
身体の部位や衣服以外では、鳥や飛行機の「翼」の1組は"一双翅膀"と表現します。

「手袋」は、地域によって"副" [fù]も自然に使われます。


1組の「片方」を表す量詞

通常は左右揃って使用しますが、上記の「片方」を表す場合、主に"只" [zhǐ]という量詞を使います。
また、箸のように細長い棒状のものは"根" [gēn]を使うこともできます。
その他、鳥の翼では"片" [piàn]を、飛行機の翼では"个" [gè]を使います。


道具や組(セット)は”副”

2つが組み合わさって1つの機能を果たす物の多くは、"副" [fù]で数えます。

例:
  • 一副眼镜 [yī fù yǎn jìng](=メガネ)
  • 一副耳机 [yī fù ěr jī](=ヘッドフォン、両耳用イヤホン)
  • 一副手套 [yī fù shǒu tào](=手袋) ※ 地域による

近年では、完全ワイヤレスのイヤホン(両耳用)では、"对" [duì]を使う場合も増えてきています。


組(ペア)や関係性は”对”

意図的に1組(ペア)として扱われる場合、"对" [duì]で数えます。
日本語でも、「1対」という表現を使いますね。

例:
  • 一对夫妻 [yī duì fū qī](=夫婦)
  • 一对情人 [yī duì qíng rén](=恋人)
  • 一对杯子 [yī duì bēi zi](=グラス)
  • 一对耳环 [yī duì ěr huán](=イヤリング)
  • 一对耳机 [yī duì ěr jī](=両耳用ワイヤレスイヤホン)

人の表現では「1組のカップル」で扱う場合、"对"が適切です。

ペアグラスイヤリングなどは、2つ揃えた状態でデザインされています。

また、ワイヤレスイヤホンは2つが分離していますが、あわせて使うことから"对"が用いられる場合が増えてきています。(もちろん"副"も自然に使われます。)


ざっくりとおさらいすると

  • 左右対称のものは"双"
  • 道具や組(セット)は"副"
  • 組(ペア)や関係性は"对"

の量詞となります。


口語の中で、このような使い分けが自然にできると、会話が円滑に進みますね。


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