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頻出する英省略語と意味
チャットなどでの軽い会話や、仕事でのメールやプレゼンテーションなどで、特によく出てくる一般的な略語を一覧にしてみました。
表記する場合は大文字や小文字が混じることもありますが、基本的には大文字に統一しています。
前述のように意味はひとつとは限りませんので、代表的なものを選んで掲載しています。
チャットなどで頻出する英省略語と意味 一覧
4
For
BFN, B4N
Bye For Now (ひとまずさようなら)
BTW
By The Way (ところで)
IYKYK
If You Know, You Know (わかる人にはわかる)
LOL
Laughing Out Loud (大笑い)
THX, THNX
Thanks
OIC
Oh, I see
OMG
Oh My God
PIC
Picture
PLS
Please
U
You
X'MAS
Christmas
YR, UR
Your, You are
ZZZ
snoring (いびきの音 → 寝る)
このような軽い感じでつかうもので、中には仕事においても使う人がいますが、親しい間でない限り自分が使うことはあまりお勧めしません。
クリスマスの略語"X'MAS"には特に注意!
特に、"X'MAS"は「クリスマス」として日本でも定着していますが、敬虔なキリスト教徒の中には「キリストのミサ」を意味する重要な"Christmas"なのに、省略してしまうことに対して不快感を抱く人もいるので、特に注意が必要です。
ビジネスメールで頻出する英省略語と意味 一覧
AKA
also known as (別名)
ASAP
As Soon As Possible (できるだけ早く)
AWB
Air WayBill (航空貨物運送状)
BR
Best Regards (よろしく(お願いします))
CO
Company
ETA
Estimated Time of Arrival (到着予定時刻)
e.g.
Example (例)
FAQ
Frequently Asked Questions (よくある質問とその答え)
FYI
For Your Information (ご参考まで)
GAFAM (GAMAM)
Google, Apple, Facebook, Amazon, Microsoft (ビッグ・テックとよばれる、世界で支配的影響力を持つアメリカIT企業群)
2021年10月末に、Facebook社がMetaに名称変更すると発表しました。
これによってFcaebook社名の"F"から、Metaの"M"に変わって"GAMAM"になりそうですが、変更後も"GAFAM"の方が採用されているようで、"GAMAM"の表記を見かけるのはごくわずかです。"Facebook"は現在もブランド名として残っていますし、"GAFAM"定着しているためだと考えますが、"GAMAM"の方が一般的になる可能性もあります。
i.e.
Id Est (ラテン語・英語で"that is"の意味) (すなわち・つまり)
ID
Identification(識別・身分証明)
Indonesia 【国名】インドネシア
Idaho 【州名】米国アイダホ州
KPI
Key Performance Indicator (主要業績評価指標)
MTG
Meeting
NA, N/A
Not Available (利用不可)
Not Applicable (適用不可)
No. (or #)
Number
PDCA
Plan (計画), Do(実行), Check (評価), Action (改善)
PO
Purchase Order (注文・注文書)
POC
Proof Of Concept (概念実証)
Point Of Contact (接点・連絡先)
Person of Contact (連絡先)
People Of Color (【主に米】有色人種)
他 多数あり
PW, PWD
PassWord
QTN
QuoTatioN (引用・相場・見積り)
QTY
QuanTitY (数量)
ROI
Return On Investment (投資利益率・費用対効果)
SDGs
Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)
SWOT analysis
SWOT分析: Strength (強み), Weakness (弱み), Opportunity (機会), Threat(脅威)
TBA
To Be Announced (後日案内予定)
To Be Added (後日追加予定)
To Be Agreed (後日合意予定)
TBC
To Be Confirmed (後日確認)
TBD
To Be Decided (後日決定)
w/
With
w/o
WithOut
VIP
Very Important Person (重要人物・要人)
上記の例は英語圏では説明不要と思われるものばかりなので、複数の意味を持つために誤解を招く恐れがあるものや"BR"を除いては普通に使ってよいかと思います。("BR"をつかうことは礼儀上、お勧めしません。)
社内で通用していても、社外には意味不明となることも多く、相手が同じ専門領域とは限らないので、よほど一般的でない限り文頭には正式な言葉を書いた上で、カッコ書きで略称を付け加えると、相手にも伝わりやすくなります。
記述例
Currently, our estimated time of arrival (ETA) is ...
Once the ETA is officially informed ...
コンピューター関連で頻出する英省略語 厳選5個
やたらに横文字の多いコンピューター業界ですが、ソフトウェア関連では下記の用語は特に一般的です。
ここでは厳選した5つだけをご紹介します。
API
Application Programming Interface
別のアプリと連携するために用意されたプログラマー用の機能
DB
DataBase
データベース
DX
Digital transformation
デジタルトランスフォーメーション・デジタル改革
SaaS
Software as a Service
ソフトウェア自体の販売・購入ではなく、利用料を支払うなどサービスとして提供する形態
SDK
Software Development Kit
ソフトウェア開発のために必要な一式 (上記のAPIやその情報提供も含む場合あり)
なぜ"Transformation"が"X"になるのか?
最後の"DX"は、なぜ"transformation"なのに"X"なのか、という疑問が出るかと思います。
"transformation"の"trans-"には、「何かを別の場所に移す」という意味があります。
この意味から「渡る」「横断する」「交差する」を意味する"cross-"と置き換えができる場合も多く、"cross"の別の意味である「十字」を表す文字"X"が用いられています。
性的少数者を表す LGBT, LGBTQ, LGBTQ+, LGBTQIA, LGBTQIA+
近年は、多様性に対する理解の一環として、性的少数者を表す言葉も見られます。
LGBTという略語が登場してから、LGBTQやLGBTQIAなどと拡大しています。
LGBT
- Lesbian = 女性同性愛者(レズビアン)
- Gay = 男性同性愛者(ゲイ)
- Bisexual = 両性愛者(バイセクシュアル)
- Transgender = トランスジェンダー = 出生時と異なる性別自認を持つ人
LGBTQ
LGBTに、"Questioning"(自認する性がわからない・疑問に思っている人)が加わった言葉です。
LGBTQIA
LGBTQに、"Intersex"(間性・男女の身体的特徴を併せ持ち区分を超えている人)と"Asexual"(無性愛者・男女いずれにも恋愛感情や性的欲求が向かない人)が加わった言葉です。
LGBTQ+ / LGBTQIA+
上記の表現に"+"をつけることで、さらなる多様性を表現しています。
今回もお読みくださり、ありがとうございました。
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