「鳳凰を持って鶏として売る」 - その心は?
中国語では、後の言葉は
贵贱不分
[guì jiàn bù fēn]
と続きます。
"贱"は日本の漢字では「賤」と書き、「身分が低い人」などを指す言葉で、中国語と同じです。
「鳳凰(ほうおう)」は、神話に出てくる高貴なシンボル的存在です。
でも、これをありふれた「鶏(にわとり)」と同じように扱うという意味になります。
鳳凰
ウィキペディア
鳳凰(ほうおう)は、中国神話の伝説の鳥、霊鳥である。鳳皇とも言う。日本を含む東アジア広域にわたって、装飾やシンボル、物語・説話・説教などで登場する。
全体では
拿凤凰当鸡卖,贵贱不分
となり
「鳳凰を持って鶏として売る」といえば…
貴賤の区別なく扱う
分け隔てなく対応する
それが、その心です。
今回もお読みくださり、ありがとうございました。
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