性格を中国語で表現してみよう
人の性格を表す言葉には、いろいろな表現方法があります。
中立的な言葉だけでなく、褒め言葉や悪口、または使う場面によって意味が変わる場合があります。
人の性格の話題は、上手に使えばとても良い相互理解になります。
今回は、こんな性格の中国語表現をご紹介していきます。
MBTI® と16Personalitiesは別物
余談ですが、巷で人気の「MBTI」を検索すると「16Personalities」が上位に表示されますが、実はこれは似て非なるもの(別物)です。
MBTI® の公式サイトは、Myers & Briggs Foundation が運営する以下のページです。
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人の性格を表す中国語 一覧
この一覧では、性格として対極にある表現を、それぞれに解説をつけてまとめていきます。
- 褒め言葉には「👍」
- 悪口となる言葉には「👎」
- 使う場面によって意味が変わる場合は
頻度によって「👍/👎」または「👎/👍」
を掲載しています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
👍 明るい = 开朗 [kāi lǎng] / 阳光 [yáng guāng]
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👎 暗い = 沉闷 [chén mèn]
中国語の"开朗"は「明るくて朗らか」や「気さくで話しやすい」という意味で、日本語の「明るい性格」に最も近い表現です。
また、"阳光"は「太陽の光のような明るさ」の表現です。
一方、"沉闷"は「暗くて元気がない」や「重たい雰囲気」といった否定的な表現です。
👍 謙虚 = 谦虚 [qiān xū]
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👎 傲慢 / 生意気 = 傲慢 [ào màn] / 有点傲气 [yǒu diǎn ào qì]
中国語の"傲慢"は日本語の「傲慢(ごうまん)」と同じように悪口となりますが、"有点傲气"だと、「軽い生意気さ」や「少し鼻にかけている」感じで、文脈によっては「自信過剰」や「高い自尊心」と捉えられる場合があります。
👍 活発 = 活泼 [huó pō] / 阳光 [yáng guāng]
👍 社交的 = 外向 [wài xiàng] / 善于交际 [shàn yú jiāo jì]
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👎/👍 内気 = 内向 [nèi xiàng] / 害羞 [hài xiū] / 慢热 [màn rè]
中国語の"善于交际"は「人付き合いが上手」になります。
一方、"害羞"は「恥ずかしがり屋さん」といった可愛い感じにもなります。
"慢热"は、「温まるのが遅い」という意味で、「人見知りがちだけど、仲良くなると深くなる」感じの表現です。
👍 真面目 = 认真 [rèn zhēn] / 踏实 [tā shi]
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👎 いい加減 = 马马虎虎 [mǎ mǎ hū hū] / 随便 [suí biàn]
中国語でそのまま"真面目" [zhēn miàn mù]と言ってしまうと、日本語の「真面目」とは違って「(普段は表に出さない)本当の姿・本性」という意味になってしまいます。
中国語の"踏实"は「地に足がついている」という意味で、「コツコツと物事に取り組む堅実さ」を表す言葉です。
「いい加減」を表す"随便"は、「なんでもいい」「どうでもいい」と答えるような、「こだわりのなさ」にも使われます。
"马马虎虎"は一般的で、馬と虎の理由は以下の参考記事をご覧ください。
👍 控えめ = 谦虚 [qiān xū] / 内敛 [nèi liǎn]
👎 遠慮深い = 客气 [kè qi] / 拘谨 [jū jǐn]
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👎 厚かましい = 厚脸皮 [hòu liǎn pí]
中国語の"内敛"は、まさに「感情や自己主張を内に抑える」意味です。
また、"客气"は「お客さんのような控えめさ(他人行儀で水臭い)」で、"拘谨"は「よそよそしい」感じを表します。
一方、「厚かましい」の"厚脸皮"は、日本語の「面の皮が厚い」と同じ表現です。
👎 高飛車 = 高調 [gāo diào]
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👍 低姿勢 = 低調 [dī diào]
中国語の"高調"は、「目立ちたがり」といった意味にも使われます。
一方、"低調"は、日本語としてみると変な感じですが、立派な褒め言葉です。
👍 優しい = 温柔 [wēn róu] / 和善 [hé shàn] / 亲切 [qīn qiè]
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👎 意地悪 = 刻薄 [kè bó] / 心眼坏 [xīn yǎn huài]
"温柔"は「ふんわり優しい」、"和善"は「穏やかで善良」を表します。"亲切"は「気さくな優しさ(距離感)」を表しますが、日本語の「親切」とは違った意味になります。
一方、"刻薄"は「言葉や態度が冷たい」「言葉がきつい」という「薄情」に近い感じ、"心眼坏"は「腹黒い・性格が悪い」といった強い否定になります。
👍/👎 慎重 = 谨慎 [jǐn shèn] / 小心 [xiǎo xīn]
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👍 勇敢 = 勇敢 [yǒng gǎn]
👎 大胆 = 大胆 [dà dǎn]
「慎重」は、日本語の「謹慎(きんしん)」とは違って"谨慎"が使われます。「気をつける」という意味の"小心"も使いますが、「注意深い人」という感じで、文脈によっては「少し臆病」という意味にもなります。
一方、「勇敢」と「大胆」は、日本語と同じように使えます。
また、"大胆"に近い言葉で、"胆子大" [dǎn zi dà](肝が据わっている)という表現もあります。
👍 我慢強い = 有耐心 [yǒu nài xīn] / 韧性强 [rèn xìng qiáng]
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👎 わがまま = 任性 [rèn xìng] / 自我 [zì wǒ]
"有耐心"は「辛抱強く待てる」優しい忍耐、"韧性强"は「折れない強さ(粘り強さ)」を表します。
一方、"任性"は「自分の思い通りにしたがる」という意味ですが、親しい間柄では「自分に正直に振る舞う」という意味にもなります。"自我"は「自己中心的」という強めの否定になります。
👍 楽観的 = 乐观 [lè guān]
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👎 悲観的 = 悲观 [bēi guān]
これは日本語ととても近く、説明不要ですね。
👎/👍 のんき = 乐观 [lè guān] / 随性 [suí xìng] / 悠闲 [yōu xián]
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👎 神経質 = 敏感 [mǐn gǎn] / 神经质 [shén jīng zhì]
「のんき」を表す"乐观"は比較的良い意味ですが、"随性"は「主体性のなさ」にも取れます。"悠闲"は「のほほん」とした感じといえます。
一方、"敏感"は日本語の「敏感(びんかん)」や「過敏」に近い抑えた表現ですが、"神经质"はかなり強い悪口になりますのでご注意を!
👍 素直 = 通情达理 [tōng qíng dá lǐ] / 老实 [lǎo shí] / 单纯 [dān chún]
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👎 強情 = 倔强 [jué jiàng] / 固执 [gù zhí]
"通情达理"は「筋が通っていて話がわかる」タイプの素直さです。"老实"は「正直で従順」な素直さを表しますが、文脈によっては「(素直すぎて)面白みがない」「世渡り下手(不器用)」と捉えられることがあります。
"单纯"は日本語の「単純」だと悪口ですが、「裏表がなく、純粋で素直な様子」を表します。
一方、"倔强"は「意地を張って曲げない」、"固执"は「頑固で考えを変えない」といった性格を表します。
👍 柔軟 = 随和 [suí hé] / 变通 [biàn tōng] / 灵活 [líng huó]
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👎 頑固 = 顽固 [wán gù] / 固执 [gù zhí]
"随和"は「人当たりが柔らかい」という「性格の柔らかさ」で、"变通"は「状況に応じてやり方を変えられる」という「行動の柔軟性」、"灵活"は「機敏で頭の回転が速い」という「発想や行動の柔軟性」を表します。
一方の"顽固"は日本語の「頑固」と同じで、"固执"は「頑固で考えを変えない」といった性格を表します。
👍 無邪気 = 天真 [tiān zhēn] / 天真烂漫 [tiān zhēn làn màn]
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👎 ずる賢い = 狡猾 [jiǎo huá] / 精明 [jīng míng]
"天真"は「純粋で素直」の意味で、"天真烂漫"は日本語でも「天真爛漫(てんしんらんまん)」というように「子どものように明るくて裏表がない」無邪気さです。このことから、大人に使うといい意味とは逆になってしまう場合があります。
一方、"狡猾"は「策略的でずるい」という意味です。"精明"は「賢いが計算高い」という感じになりますので、場合によっては「やり手」という肯定的な意味にもなります。
👍 話好き = 健谈 [jiàn tán] / 爱说话 [ài shuō huà]
👎 おしゃべり = 多嘴 [duō zuǐ] / 话多 [huà duō]
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👎 無口 = 沉默寡言 [chén mò guǎ yán] / 内敛 [nèi liǎn] / 文静 [wén jìng]
日本語でも「話好き」は褒め言葉で使われることが多く、中国語では"健谈"や話し言葉として"爱说话"が使われます。
否定的な表現では、"多嘴"や"话多"といった「口数が多い」「しゃべりすぎ」が使われます。
一方の「無口」の表現、"沉默寡言"はあまりいい意味ではありません。先述の"内敛"は「感情や自己主張を内に抑える」意味です。
"文静"は「物静かで落ち着いた」様子を表し、必ずしも無口というより「静かで控えめ」な印象になります。
👍 素朴 = 朴实 [pǔ shí]
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👎 見栄っ張り = 有虚荣心 [yǒu xū róng xīn]
「素朴」については、"朴实"がぴったりの言葉です。
一方の"有虚荣心"は、「虚栄心」という言葉がぴったりです。
いかがでしたか?
こうして見てみると、本当にたくさんの表現があって、日本語と同じだったり、違ったり、と使いどころに迷ってしまうかもしれませんね。
まずは褒め言葉から徹底的に覚えて、実際に使ってみるのがいいのではないでしょうか。
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