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中国語: ビジネスのメールで使う敬称 – 性別不明の場合は? 先生って?

中国語: ビジネスのメールで使う敬称 - 性別不明の場合は? 先生って?
中国語の敬称の使い方 – 性別不明の場合は?

仕事などでメールを書く場合、日本語なら「○○様」を使いますね。

英語であれば”Ms.”や”Mr.”になりますが、顔が見えないがゆえに性別不明の場合も!

中国語の場合は、どのように敬称を使ったらよいでしょうか?


英語の場合はこちら

中国語のメールでの敬称の使い方

中国語での敬称は性別で異なる

中国語は通常、英語の”Ms.”や”Mr.”と同様に、性別によって使う敬称が異なります。

中国語の名前は当然ですが漢字なので、使われている漢字から性別を推測しがちですが、日本人の感覚からすると100%同じではなく、「男性かと思ったら女性だった」ということがありますので、ご注意ください。


中国語の敬称の使い方を説明するために、この記事では2名の人物(仮名)に登場いただきます。

登場人物

李紅さん
性別: 女性
姓: 李 [lǐ]
名: 紅 [hóng]

王明さん
性別: 男性
姓: 王 [wáng]
名: 明 [míng]


性別による敬称の使い方

一般的に、

女性への敬称は

女士 [nǚ shì]

または

小姐 [xiǎo jiě]


男性への敬称は

先生 [xiān shēng]

を使います。


女性への敬称は2種類ありますが、通常は“女士”で大丈夫です。
ただ、かなり若い女性にはあまり向きませんので、この場合は“小姐”となります。


英語でいう”Miss”と”Mrs.”のように既婚であるかどうかは問いません。


性別による敬称を使った例文

それでは、李紅さん(女性)と王明さん(男性)にご登場いただいて、使い方をご紹介します。

はじめてのメールを想定して、

你好

[nǐ hǎo] [ニイハオ]

よりも、硬い言い方

您好

[nín hǎo] [ニンハオ]

を使ってみます。

李紅女士,您好
李女士,您好

王明先生,您好
王先生,您好

このように、姓名(フルネーム)または姓(苗字)の場合に、敬称をつけます。
下の名前だけに敬称をつけるのは間違いで、この部分は英語と同じ感覚です。

例文: 間違った例

紅女士,您好
明先生,您好


呼びかけの場合

この記事では、敬称として説明しています。
呼びかけの場合は、少し感覚が異なります。

“女士”や”先生”は、単語で呼びかけにも使うことができますが、状況によっては“小姐”は、日本語で「おねーちゃん」のような感覚になって、失礼にあたる場合がありますのでお気をつけください。


日本語の「先生」は中国語で”老师”

男性への敬称は”先生”で、日本語の学校の「先生(教師)」とは意味が異なります。

中国語で、日本語の「先生」にあたる言葉は

老师

[lǎo shī]

になります。

中国語では「若い女性の先生」も老師
中国語では「若い女性の先生」も”老师”

“老师”は日本語の感覚とは異なり、性別や年齢に関係なく、一様に「先生」になります。
つまり、「若い女性の先生」でも、中国語では”老师”です。

“老”には、年齢が上という意味だけでなく、ある方面で経験が豊富、という意味もあります。
また、威厳を象徴する場合にも用いられることがあります。


この例のように、相手の性別が不明の場合は、役職などを使うことができます。


女性か男性か不明の場合

性別不明の場合: 役職などを使った表現

“女士”や”先生”は、どちらも日本語の「○○様」になりますが、性別が分からない場合は役職を使うのも良い方法です。

李紅老板 [lǎo bǎn]

日本語: 李紅社長

王明老师 [lǎo shī]

日本語: 王明先生

李紅经理 [jīng lǐ]

日本語: 李紅マネージャー

このように、会社としての役職だけでなく、例えば医師だったら“医生” [yī shēng]や、エンジニアだったら“工程师” [gōng chéng shī]などの職種でも大丈夫です。

この場合も、敬称をつけるのは、姓名(フルネーム)または姓(苗字)の場合のみです。

もしかしたら、日本語の感覚からすると「李紅社長」のようにフルネームに「社長」とつけるのは不自然かもしれませんが、中国語では一般的です。

姓名あわせても日本人より短いことが多いので、語感によるものと考えられます。
中国では、親が子供に対してフルネームで呼ぶことも珍しくはありません。


性別不明の場合: 役職も不明な場合は使わない!

役職・職種が不明の場合や学生の場合、上記の方法は使えません。

その場合は使わない、というのも簡単な方法です。

最初の敬称の例文のところで、”你好” [nǐ hǎo] (ニイハオ)よりも、硬い言い方の”您好” [nín hǎo] [ニンハオ]を紹介しました。

この“您好”をメールの最初に使うことで、十分に丁寧な感じを出すことができます。
逆に言うと、慣れ親しんだ間で”您好”を使ってしまうと、他人行儀の印象を与えてしまいます。

李紅,您好

王明,您好

この場合は姓名(フルネーム)を使うのが基本で、姓(苗字)のみで使うことはほとんどありません

また、ウェブサイトのログイン後に、下の名前だけに”您好”が自動的につく場合がありますが、少なくともメールでは一般的ではありません。

フルネームが分からなければ、”您好”だけにしておく方が無難でしょう。

メールの場合だと、複数の関係者を同時に宛先とすることもありますね。

この場合は、このような表現も可能です。

“和” [hé]は「~と~」の意味で、書き言葉では“与” [yǔ]を使うこともできますが、かなり硬くなるので通常は”和”で十分です。

2名に送信する場合 – “两位好” [liǎng wèi hǎo]
李紅和王明,两位好

2名以上に送信する場合 – “您们好” [nín men hǎo]
李紅和王明,您们好

メールでは”您们好”は一般的に使われる言葉ですが、話し言葉の場合は語感の理由からあまり使う表現ではなくなります。


英語名がある場合も! – メールアドレスや署名に注目

ここまでのところで、無理して性別を考えて敬称をつける必要はないことが分かりましたね。
ただ、一度考えると性別がどちらか気になってしまうこともあるかもしれません。(イケメンだとか美女だとかも!?)

中国人の場合、特に海外とのやり取りをすることが多い人の中には、自分で英語名をつけている人が少なからずいます。

たとえば、王明さんだったら、名前のピンイン”M”をとって”Mike”と名乗ったり、本名とは全く無関係に自分の好きな名前をつけている場合も多くあります。

この場合は、遠慮せずに英語の名前を使わせてもらって“Dear Mike”とメールを英語ではじめることも全く問題ありません。

この英語名は、相手からメールが送られてきた場合であれば署名に書いてあることもありますし、メールアドレスが”mike.wang@company.com”となっていたりする場合もあります。

この英語名から性別を判別することができる可能性があります。こちらの記事を参照してみてください。


次ページは、相手の呼び方を聞く場合です。

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